この記事では、ハイドロキノンのシミへの効果や使用期間、危険性、おすすめの市販商品まで徹底的に紹介していきます。
年齢を重ねるごとに気になる「シミ」。
スキンケアは頑張っているけど、写真や鏡を見てはシミばかり気になって落ち込んでしまう、という経験はありませんか?
美白化粧品を使ってもなかなか改善しないシミにもアプローチできるといわれ、注目されているのが「ハドロキノン」です。
- ハイドロキノンメラニンの生成を抑制する効果が期待できる
- ハイドロキノンの使用期間は2~3カ月
- 赤みやかぶれなどの副作用の可能性もある
- おすすめの市販商品を3選紹介!
「肌の漂白剤」と呼ばれるほど美白効果が期待できる成分ですが、使用方法や使用期間、注意点など、知っておくことが大切です。
実際に私も使用したことがあるので、その体験談も含めて徹底的に紹介していきます。
シミのないクリアな肌を目指したい方、必見ですので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
ハイドロキノンのシミへの効果とは?!

ハイドロキノンは、シミの原因となるメラニンの生成を抑制する働きがあり、シミを薄くする効果が期待できます。
そもそも、シミとはどのようにしてできるのでしょうか。
紫外線や摩擦などの外部刺激によってメラノサイトが活性化し、黒色メラニンが生成されます。
通常であればターンオーバーによって自然に排出されますが、このサイクルが乱れることでメラニン色素が肌表面に残ってしまい「シミ」になるのです。
- 紫外線や外部からの刺激
- メラノサイトが活性化
- 黒色メラニン生成
- ターンオーバーの乱れにより表皮に蓄積
表皮に蓄積されたメラニン色素を減らすには、メラニンの生成量を減らしてターンオーバーを整える必要があります。
ハイドロキノンは、メラニン生成に関与する酵素「チロシナーゼ」の働きを阻害するなど、以下の3つの作用で美白をサポートします。
- チロシナーゼを抑制し、メラニン生成を抑える
- メラノサイトの活性化を抑制する
- 酸化したメラニン色素を還元する
ハイドロキノンはメラニンが生成されるのを抑えるだけでなく、今あるシミを還元し薄くする効果も期待できるんです。
多くの美白化粧品はメラニン生成抑制の効果を期待できるものが多いですが、今あるシミに効くものはなかなかありません。
ハイドロキノンはシミを薄くすることとシミ予防の両方にアプローチできる、注目の成分なんですよ。
ハイドロキノンの使用期間は?ずっと使ってても大丈夫??

ハイドロキノンは2~3カ月継続して使用し、その後3カ月の休薬期間を設けるのが一般的です。
シミを減らす効果が期待でき「肌の漂白剤」とも呼ばれるハイドロキノン。
たとえば、漂白剤を毎日使い続けると素材が傷むように、ハイドロキノンも過剰使用すると肌にトラブルを引き起こす可能性があります。
- 白斑や色素沈着のリスク
- 肌に耐性がつき効果が薄れる可能性
このようなリスクを避けるためにも、使用期間はしっかり守りましょう。
ハイドロキノンの効果を実感できるとされている使用期間は2~3カ月です。
ちなみに、私は3カ月の使用を続けず諦めてしまったため、シミへの効果はあまり実感できませんでした。
効果を得るためには、根気強く毎日塗布し続けることが大切ですよ。
もし、2~3カ月使用しても効果が出ない時は、一旦3カ月程度の休薬で肌を休ませることも重要です。
その後に使用再開する場合は濃度を調整する、または効果が出ないと判断した場合は他の治療法に切り替えましょう。
ハイドロキノンの危険性とは!?副作用はあるのか?

ハイドロキノンは強い美白作用を期待できる一方で、赤みや白斑といった副作用が出る可能性もあるので慎重に使用しましょう。
ハイドロキノンは効果が期待できる分、刺激の強い成分のため、副作用がでる可能性もあります。
ハイドロキノンの副作用には以下のようなものがあります。
- 赤み・炎症
- かぶれ
- 白斑
- 乾燥
- かゆみ
特に、4%以上の高濃度のハイドロキノンは副作用が出やすいため、はじめは2%以下のものから試してみると良いでしょう。
また、長期使用により白斑が出現する危険性もあります。
前項でも説明したとおり、使用期間は2~3カ月を守りましょう。
さらに、肌荒れを防ぐためにも使用前にはパッチテストをしておくことがおすすめです。
- 目立たない場所にハイドロキノンを少量塗布
- 24時間後に副作用がないか判定
ちなみに私は強い効果を期待して4%のハイドロキノンから使用開始しましたが、特に上記のような副作用は感じませんでしたよ。
しかし、副作用の出現には個人差があるので、使用の際は注意が必要です。
皮膚科で処方されるクリームを市販で購入しても良いのか、不安に思う方もいるでしょう。
しかし、正しい使用方法を守れば、危険性を心配しすぎる必要はありません。
自身で使用する際は、濃度を薄いものから開始したり、パッチテストを実施したりして、正しい方法で使用しましょう。
ハイドロキノンの市販のおすすめ3選!

ここでは、ハイドロキノンの市販のおすすめ商品を3選ご紹介します。
ハイドロキノン以外の美容成分も入った商品や純度の高い商品など、徹底的に調査して厳選しました。
- ビーグレン|Qusomeホワイト2.0
- ランテルノ|White HQ Cream
- 旭研究所|業務用ハイドロキノン5% クリームタイプ
それぞれ詳しく紹介していきますね。
1.ビーグレン|Qusomeホワイト2.0
ビーグレンの「QuSomeホワイト2.0」は、独自テクノロジーでナノ化した新ハイドロキノンで、根深い悩みにもアプローチするクリームです。
ナノ化したハイドロキノンは、皮脂も通過して角層まで深く浸透します。
深く浸透することにより、しっかりメラニンの生成元であるメラノサイトに働きかけることができるんですね。
さらに、カプセル化されたハイドロキノンは、長時間じっくり成分を放出するので、一晩中肌をケアしてくれます。
- ハイドロキノン2%配合
- ハイドロキノンをナノ化し、奥まで長時間浸透
- 高保湿成分(メラトルピン、アミトース、TGP2)配合
以下の商品2つと比較すると濃度2%と緩やかなので、ハイドロキノン初心者にもおすすめです。
2.ランテルノ|White HQ Cream
ランテルノの「White HQ Cream」は、こだわりの製法で専門機関レベルまで仕上げた純ハイドロキノン5%を配合し、保湿も同時にかなうクリームです。
安定型ハイドロキノンより強い効果が期待できる純ハイドロキノン。
酸化しやすい純ハイドロキノンのデメリットを払拭するため、独自のグリセリン(保湿成分)をベースとし、安定性を保っています。
ビタミンC誘導体やビタミンA、幹細胞エキスなど、12種類の美容成分も贅沢に配合されており、保湿効果が期待できるのも嬉しいポイント。
さらに、合成着色料や香料、エタノールなど、7つ無添加で肌へのやさしさにもこだわっています。
- 専門機関レベルの純ハイドロキノン5%配合
- 12種類の美容成分配合(ビタミンA誘導体、ビタミンC誘導体(APPS)、ヒト型セラミドEOP、NG、NP、AP、水溶性コラーゲン、プラセンタエキス、リンゴ細胞エキス、ブドウ果実細胞エキス、アルガンエキス、カンゾウ根エキス)
- 7つの無添加(合成着色料/合成香料/エタノール/石油系界面活性剤/シリコーン/紫外線吸収剤/パラベン)
保湿成分も多く配合し、無添加で肌にも配慮されたランテルノは、高い効果と肌へのやさしさを同時に叶えたい方におすすめです。
3.旭研究所|業務用ハイドロキノン 5% クリームタイプ
旭研究所の「業務用ハイドロキノン 5% クリームタイプ」は皮膚科で処方されている業務用のハイドロキノンで、薬事法改正により一般購入が可能になりました。
他の市販商品とはことなり、専門機関で実際に使用されている信頼度の高いクリームといえるでしょう。
- 専門機関で実際に使用されているクリーム
- 純ハイドロキノン5%配合
皮膚科に行く時間がないけど純度の高いハイドロキノンを使いたい、という方にもおすすめです。
まとめ

- ハイドロキノンメラニンの生成を抑制する効果が期待できる
- ハイドロキノンの使用期間は2~3カ月、その後は約3カ月休薬期間を設けるのが一般的
- 赤みや炎症、かぶれなどの副作用の可能性もあるため、パッチテストを行うなど慎重に!
- ビーグレンやランテルノ、旭研究所がおすすめ!
ハイドロキノンは、シミ改善に高い効果を期待できる一方で、使用方法や期間、副作用に注意が必要な成分です。
初めて使う方はパッチテストを行った上で、適切な期間と方法で継続することが大切です。
市販でも安全性や効果に優れた製品が手に入るため、自分に合った製品を選んで、透明感あるクリアな肌を目指しましょう。